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ホームページをリニューアルしました

この度、Soniphy LLC. のホームページをリニューアルしました。

私たちは、音に関することなら驚くほど「なんでも」ご相談頂けますが、そのコアの部分は井出 音 研究所のホームページに託し、Soniphy だからこその思いにフォーカスをあて、考え方やご提供できる内容をより分かりやすくまとめました。

特に、皆様の声やどのような方にご利用頂いてきたか等、ご覧いただく皆様のご参考になる情報は随時増やしていきます。
また、音に携わってきて感じてきた、音をご提供することで見えてきた皆様の表情の変化やエピソードなど、感じていることも新たに記していきたいと思います(これは自分のためでもあります)。

もう少しで10周年を迎えます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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決して邪魔にならず、なのに絶妙なタイミングで

市立奈良病院様では、看護部の皆様を中心にsoniphyを活用して頂いております。
同病院の副看護部長 高鳥郁子様から、コメントを頂きました。

 ディスカッションしているときには決して邪魔にならず、なのに不思議と絶妙のタイミングでぽーんとマリンバの音が入ったりして・・・
ー市立奈良病院 副看護部長 高鳥郁子様

研修中や看護管理室で鳴るsoniphyの音。

その都度のシーンに介入しすぎない一方で、ふと聴こえた音に脈絡があるように感じさせるようです。
ディスカッションやミーティングなどの対話にも、音楽と同じようにリズム、テンポや展開があります。

soniphyのコンテンツは、音の鳴っていない時間(「間」)を重視して作られたため、押し付けるようなリズムを持っていません。

その結果、対話独自のリズムを壊さずに、語りを促したり、沈黙を埋めたりすることが出来るのかもしれません。

音や間によって、集中や弛緩の自然な空気感ができコミュニケーションの支援となっている様子が伺えます。

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「自然な感じでってのが結構大事」

 JR南武線武蔵新城駅にある、あい歯科クリニック様には、2014年の開業時と同時にsoniphyを導入して頂きました。治療室に流れる音がどのように活かされているのか、歯科医院ならではの感触を院長の村上智紀先生に伺いました。

 僕自身が治療しながら聴いてて、ゆったりした音楽が流れてると、安心感があります。前の職場ではTVや有線放送で音楽が流れてたのですが、知っている曲だと少なからず意識が持っていかれてしまったり、手が止まってしまったりしてました。
 今は自然に流せてるなと思います。自然な感じでってのが結構大事だと思いました。消そうって思ったことはないです。
ーあい歯科クリニック院長 村上 智紀 先生 

患者さんが快適に治療を受けるために、または医者が治療に集中するために環境を変えようとするほど、自然な状態を保つことは意外と難しいのかもしれません。

soniphyの音の特徴が、治療を支援しつつ飾りすぎないバランスを維持しているとすれば大成功です。

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あ、これが音が鳴ってるってことなんだなって

 音楽がぱたりと止んじゃうと、雰囲気ががらっと変わるんですよ。音が止んだとたんに、閉塞感というか、建物がこんだけの広さだったんだなっていう形が出来ちゃうんですよ。それは音が鳴ってる間は気づかない。あ、これが音が鳴ってるってことなんだなって。それがすごくね、すばらしいと思います。 形の無い、「病院の」空気を創ってると思います。
ー佐賀県医療センター好生館 佛坂俊輔先生

 地方独立行政法人 佐賀県医療センター好生館では、待合室や診察室でsoniphyが活用されています。整形外科医長・医療情報室長 佛坂俊輔先生の医療環境に対するお考えや音へのご感想を語って頂きました。

 佛坂先生によると、音が鳴っている間は特別音に意識を向けることはなく、鳴り止んだときにその存在の大きさを実感するそうです。知らず知らずのうちに空間を広く感じさせているためでしょうか。

実際の空間を別ものに感じさせる、開放感という重要な着眼点に気づかされました。

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やっぱり音って凄い大事です

 どうしても歯医者は嫌な場所というイメージが強いので、安心して来て頂ける歯科医院を目指しています。なるべく嫌な思いをせずに帰ってもらいたいなってのがあります。
 その点やっぱり音って凄い大事です。歯医者に来たくない理由の一つは削る時の音なんです。歯が痛いとか何より、音が怖くて来れない人が多くて、常にイヤホンで好きな音楽聴きながら診療を受ける人もいらっしゃいます。でも、削る音を無くせる訳ではないので、それ以外の音楽でその分を和らげる必要があるんですよね。
ーあい歯科クリニック院長 村上 智紀 先生 

 JR南武線武蔵新城駅にあるあい歯科クリニック様には、2014年の開業時と同時にsoniphyを導入して頂きました。治療室に流れる音がどのように活かされているのか、歯科医院ならではの感触を院長の村上智紀先生に伺いました。

 機器の音が耳に残る以上、「嫌な思いをしないで帰れる」というのがなかなか難しいとお話してくださいました。耳や意識を逸らせる音があることで、知らぬ間に歯医者での時間が大きく変わって居るのかもしれません。

佐賀県医療センター好生館

意識することなく自然に心地よく

 地方独立行政法人 佐賀県医療センター好生館では、待合室や診察室でsoniphyが活用されています。整形外科医長・医療情報室長 佛坂俊輔先生の医療環境に対するお考えや音へのご感想を語って頂きました。

色々な心の状態で来ている方たちが、音を意識することなく自然に心地よくいられるんですよね。で、病院から出たとたんに、さっと、さらりと流れてしまう。頭にこびりつかず。最初にして最高の傑作品だと思います。
 ー佐賀県医療センター好生館 佛坂俊輔先生

音楽は記憶と結びつきやすいと言われており、病院での音楽が頭に残っていると、不安な気持ちを別の場所でも感じてしまいかねません。音楽をかけるとしても、慎重にならなければならないそうです。

佛坂先生のお言葉に、音や患者の皆様に対する深い理解が伺えます。

soniphyは、病院に居る間は心地良く、出た後にがその音が記憶に残らないとのご感想を頂きました。病院という環境との相性を、より強く実感しました。

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音をきっかけに気づく世界

 市立奈良病院様では、看護部の皆様を中心にsoniphyを活用して頂きました。同病院の副看護部長 高鳥郁子様から、コメントを頂きました。

 今朝は先に出勤していた同僚がsoniphyをかけてくれていて、ハープの音とコーヒーの香りに迎えられました。とってもさわやかな空間です。
ー市立奈良病院 副看護部長 高鳥郁子様

 出勤時にsoniphyの音が耳に留まり、さわやかな朝になったというお話です。きっと、音に気づいたことにより、いつもと同じコーヒーの香りが引き立ち、いつも出勤している同じ部屋を新鮮に感じさせたりしたのではないかと推察します。

 soniphyは、小空間を対象に、そのくうきを創造することを想定して作られています。雰囲気やくうきというと、存在感が薄く、介入しすぎない、意識を留めずにいることが多いのですが、実際には、音の生み出す違いに「ふと気づいたとき」にこそ効力を発揮するのかもしれません。彼女の言葉からそのようなことに気づかされました。
 soniphyに限らず、空間の中の音が耳に留まることでその他の音に気づけたり、他のモノがオシャレに見えたり等、意識に大きな変化が訪れることは多くあります。 soniphyがそのきっかけを創り出せていればいいなあと、改めて感じます。