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「音をきっかけに気づく世界」

 市立奈良病院様では、看護部の皆様を中心にsoniphyを活用して頂きました。同病院の副看護部長 高鳥郁子様から、コメントを頂きました。

音をきっかけに気づく世界

 今朝は先に出勤していた同僚がsoniphyをかけてくれていて、ハープの音とコーヒーの香りに迎えられました。とってもさわやかな空間です。
ー市立奈良病院 副看護部長 高鳥郁子様

 出勤時にsoniphyの音が耳に留まり、さわやかな朝になったというお話です。きっと、音に気づいたことにより、いつもと同じコーヒーの香りが引き立ち、いつも出勤している同じ部屋を新鮮に感じさせたりしたのではないかと推察します。

 soniphyは、小空間を対象に、そのくうきを創造することを想定して作られています。雰囲気やくうきというと、存在感が薄く、介入しすぎない、意識を留めずにいることが多いのですが、実際には、音の生み出す違いに「ふと気づいたとき」にこそ効力を発揮するのかもしれません。彼女の言葉からそのようなことに気づかされました。
 soniphyに限らず、空間の中の音が耳に留まることでその他の音に気づけたり、他のモノがオシャレに見えたり等、意識に大きな変化が訪れることは多くあります。 soniphyがそのきっかけを創り出せていればいいなあと、改めて感じます。

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「なにか自然の摂理が隠されてるような」

 地方独立行政法人 佐賀県医療センター好生館では、待合室や診察室でsoniphyが活用されています。整形外科医長・医療情報室長 佛坂俊輔先生の医療環境に対するお考えや音へのご感想を語って頂きました。

なにか自然の摂理が隠されてるような

 soniphyに収録されているコンテンツのうち、「Hospital Lobby Music」や「分子の音」は、人間の分子の運動を音に変換したものをベースに演奏されています。特に「Hosital Lobby Music」では、間が多く取られています。

 結構、刻まないってのが大事で。間が大事なんですよね。テンポがまばらなんだけど、本当に違和感無く、いろんな音が溶け込んでくる。
 また、音符の並びが、人が作曲したらああはなってなかったと思うんです。そこになにか自然の摂理が隠されてるような。人の身体の分子が元々持ってた動きがそのまま表現されてて、だからみんな自然に、嫌じゃない。人の作為が入ってないことがすばらしい。
ー佐賀県医療センター好生館 佛坂俊輔先生

 人が意図的に作曲した音の並びとは違う、我々の身体に馴染むルールが潜んでいるのでしょう。
 佛坂先生のご指摘の通り、音が溶け込んでくるように感じ、不思議と心身が和らぐのは、このような理由があってのことなのかもしれません。

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